2020/10/06 19:32
こんにちは!
クヌギヤマです。
最近公開されたリアム・ギャラガーのドキュメンタリー映画
AS IT WASが盛り上がっていますね!
僕はまだ観ていませんが、時間を作って観に行こうかと思っています。
リアムといえばOasis、
Oasisといえば90年代ブリットポップ
アメリカではグランジ、オルタナの勢いがあったころですね!
Blur, Pulp, Suede, Supergrassなどなど
今も有名なバンドだけでなく、打ち上げ花火のように一瞬で散っていったバンドもたくさんいました。
今回はとても分かりやすいところ
Oasisのリアム・ギャラガーのファッションについて、
特に英国の老舗フットボールブランド
UMBROを取り上げようかと思います。
ギャラガー兄弟だけでなく、
Kasabianが自身のライブでUMBROの新作を発表したりと、UMBRO自体も英国ロックシーンとの繋がりを強めたい意図が見えますね。
古着屋的に…そして個人的にOasisのファッションがカッコ良かったのは90年代までかな…と思っています。
どこにでもいそうなフットボール好きの英国ワーキングクラス感。
ダサいのに、なんかロックでカッコいい…
そんな彼らがありのままの日常着で大観衆の前で歌う姿はまさに大衆にとっての代弁者だったと思います。
しかしながら…
ノエル・ギャラガーが革ジャンに首元スカーフ…みたいなスタイルの時から、ちょっと金の匂いが強くなってしまったかな…と
売れて金も死ぬほど持っていたんでしょうね。
それでも音楽はいつでも最高ですが!!
戻ります。
UMBROのブランド概要は割愛させて頂きます。
とにかくマンチェスターのゴリゴリ老舗の英国フットボールブランドです。
リアムのUMBROといえば
1996年のMaine Road公演2日目のコットンドリルトップかと思います。
こちらはファンの間であまりにも有名すぎて古着の市場でも高額、枯渇状態。
3万円程度で取引されることもあるようですね。
日本はもちろん、イギリス国内でも希少と認識されているスペシャルな物ですね。
さすがに商品として用意はできず…
ですが、ドリルトップではないUMBROの用意がちょっとあります!
ジャン!
90年代UMBROのオーバーコート!
意外と古着屋でも見ないアイテムではないでしょうか。
首元のタグは青地にダブルダイヤモンドロゴのThe 90sなやつです。
これが実はめちゃくちゃOasisなアイテムです。
一般的にOasis的ブリットポップな服といえば
ジャージやアディダスのシューズ
アノラックパーカーなどが連想されますよね。
ドキュメンタリー映画、Supersonicの映像にも収められていますが、リアムがこの手のオーバーコートを着ていたんですよね!
絶妙なハーフ丈と立ち襟、全体のボリューム感が、いかにもリアム好きそうだなー、という感じのカッコイイアイテムです。
僕個人の印象ですが、シルエットなどが非常にM65フィッシュテールに似ている気がします。
しかもウエストにはドローコードもありますし。
要はちょっとモッズ臭いんですよね。
パッと見た感じは、カッコいいのかダサイのか、すれすれな服に見えますが、正直にいうと着る人によってどちらにも転がります。
これをカッコよく着こなすにはお洒落の知識もちょっとは大事ですが、なによりロックに対する姿勢=アティチュードを持つことだと思います。
とにかくアティチュードです。
ロックに対する絶対的なアティチュードを持って着ている人から滲み出る何かのエネルギー。
これは一瞬で分かります。
ぶん投げのようなアドバイスになってしまいますが…
リアム自身もインタビューで
「俺はテクニックで歌うんじゃない、アティチュードで歌うんだ」
って言ってました。
“ダサいけど何故かカッコいい”
アティチュードに全ての答えがあると思います。
自分が何に憧れて、何を聴いて、何を感じて、バックグラウンドに何を持っているのか
音楽に触れて見えてきた
自分のロックに対する
アティチュードとは何か?
それが少しでも見えてこれば、この服を着た時に自然とカッコいいスタイリングが出来るはずです。
まずは音楽を聴くのが手っ取り早いと思います!
Oasis以外にも
Blur, Pulp, Menswear, Sleeper, The La’s
Elastica, Supergrass
などなどあの頃にはたくさんバンドがいたので、ご興味があればぜひ聴いてみてください。
古着屋に行くのが楽しくなるはずです!
YouTubeの
“わくわくカルチャーちゃんねる”
でも動画挙げてますので、そちらもぜひ見てみてください。
では。