2020/10/23 16:40
こんにちは!
Clover Over Doverのクヌギヤマです。
先日公開のYouTubeはご覧頂けましたか?!
テーラードジャケットについての内容でした。
革ジャンもカッコいいけど、テーラードジャケットを着たナードなスタイルも欠かせません。
テーラードジャケット、眼鏡、フェンダーのギターの組み合わせは一つのロックスタイルとして完成されていると思います。
バディ・ホリースタイル、なんて表現する方もいますね!
ちょっと弱っちい感じがまた良いんですよね。インディーと言いますか…
今回のブログではまた違った視点で。
個人的偏見しかない
かっこいいテーラードジャケットロッカー
を何人か挙げます!
その前に…
テーラードジャケットの年代って何で分かるの?というところ。
YouTubeではこの辺にそこまで触れなかったので…
雑誌などでも年代についてあまり言及されないアイテムですが、僕個人が習ってきたことや、数を見て得た知識で説明させて頂きます!
では!いきましょう!
在庫であるのが60年代のビンテージですので、今回はこの年代のポイントでいきます。
特徴①ラペル(襟)
60年代特有のナローラペル
小さいですよね。
シャツとも似たような部分があります。
60年代のシャツって襟が小さくてシュッとしてますね!
そのシャツと合わせる為にはジャケットのラペルも小さくというのが自然な流れですね!
ネクタイももちろんちょっも細め。
70年代になるとシャツの襟と一緒でラペルの幅も大きくなります。
特徴②背抜き仕立て
これも確認必須のポイントです。
背中の裏地が付かないってことですね!
70年代以降は総裏地の物が多い印象です。
しかし、ふるーい物でも総裏地はあるので、あくまで一つの指標です。
特徴③袖のボタンの数
いわゆるビンテージの年代は2つ、または1つの物が多いです。
3つ4つ付いたりすると80年代以降かな?
と判断してます。
アクアスキュータムのテーラードジャケットなんかも80年代以降はボタンの数が急に多くなりますね!
特徴④タグ
これはある程度見慣れていないと…
というところですが、当然のごとくビンテージらしいデザインのタグがつきます。
年代と一致する雰囲気のデザインか、
必ず確認します。
特徴⑤ボタンの数
60年代頃は3ボタンが多めです。
アイビーやモッズ的な香り漂う良いディテールですよね!
Vゾーンも狭くてシャープな印象です。
段返りの3つボタンというのもあります。
以上
だいたいこんな感じで見ていけば良いと思います。
シャツの年代判別の感覚があれば、それと似てるところもあるので楽かなと。
ただ…罠がありますので注意
テーラードジャケットは個人のオーダーメイド品なども多くある為、説明したディテールが全て一致しないことも多いです。
オーダーしちゃえばもうなんでも出来ますからね!
オーダー品は仕立てた日付まで入っていることも多いので、それを見れば1発で分かる場合も。
そうなると逆に楽ですね。
全体を落ち着いてゆっくり見て、総合的に見ていくのが間違い無いかと思います!
個人的には60年代ごろの物が1番惹かれます。
ビンテージらしい雰囲気はもちろん、サイズバランス、生地が本当に良いやつ多いです。
これより古すぎると着にくい物が多いんですよね。
しかしながら、36-38相当の日本人サイズを見つけるのはとても大変なので、ぜひ見つけたら迷わず狙ってほしいです。