2020/10/29 14:44

こんにちはユウキです。

酔っ払うと口ヒゲを剃る癖があります。

朝ヒゲがなくなってていつも焦ります。

ということで本日も、

相も変わらず暇な郡山から…

ヴィンテージとUKカルチャー!



今日はこちら!ドン!!




ドンキージャケット!

The Clashのジョー・ストラマーもばっちり着てます。


ドンキージャケットとは、

湾岸地域や炭鉱で働くワーカー向けに作られた防寒用アウター。

長く大きい襟が、

ロバの耳に似ている事から命名、

そんなに似てますかね…?


防寒性の高いメルトンウールに、

肩には荷物運搬時の補強や雨避けとして、

主にPVC(合皮)が用いられます。

古い物だと本革も使ってますけどね。


このジャケットが当時の労働者階級の若者を中心にウケました。

スキンズとかパンクスとか、

俺たち労働者階級だせ!文句あるか!

的なスタンスでしょうか?



70年代当時のイギリスは社会的にも良くなくて、

老大国なんて呼ばれてますよね、

国の根幹事業を国営化しちゃったりして、

国際的にも弱くなって、

労働者階級の国民は大変だったでしょう…

国が傾くと労働者に負担とかしわ寄せがきますよね。
50~70年代にかけて、
どんどん質が粗悪になる感じ…
ドンキージャケットは国の経済を如実に表してると思います。



とりあえず、

この辺で商品紹介…




70s Donkey Jacket

これぞ70sワーキングクラスの象徴!
お手本みたいなドンキージャケット!

肉厚ですが簡素な縫製でザラつきのあるウール、
肩にはこれまた簡素なに張り付けられたPVC生地、
この雑さや無骨さが当時の雰囲気を感じます。




~60s Donkey Jacket
こちらはちょっと古いドンキージャケット、
ウールの質も少し滑らかで、
肩の補強はPVCではなく本革、
希少なディテールの1着です。




70s Donkey Jacket


これも珍しい白PVC生地の物、
汚れた白がリアルワーク感!

ドンキージャケットは、
PVC生地が青やオレンジなど、
他の色の物も存在します。
会社の社名がPVCに印刷されていたり、
刑務所の労働として作られていたり、
これぞUKワーキングクラスを象徴する服という感じがしますね。




ここからは着用画像を…

Joe Strummer
個人的にドンキージャケットで外せないのは、
ジョー・ストラマー!
The Clash時代には、
細みのパンツにジョージコックス!
実は墓堀りのアルバイト時代から着てます。
どちらの着方もCOOL!




Skinhead
もちろんスキンズは欠かせません。
タータンチェックのマフラーと…
かなりロンドンらしいです。



Mods 
モッズも着用してます。
U.S.ArmyのM-51のイメージが強いですが、
スクーター乗る時にスーツが汚れなければいいので、
ドンキージャケットも最適だったでしょうね。





ラストはリアルワーカー…
UKワークスタイルにも必須かと思います。



気になった方は、
YouTubeでも紹介したので、
ぜひ見てみて下さい。

では今回はこの辺で…