2021/03/05 17:16

こんにちは

Clover Over Doverのクヌギヤマです。


当店の2周年祭を明日3月6日〜9日開催します!


早いものでもう2年。

ブリットポップやオルタナティブなインディーロックに寄り添うことをコンセプトに始めた店ですが、最初は正直かなり苦戦しました。


苦戦した理由は簡単で、良い意味でも悪い意味でも彼らの服装は普通だから。

そもそも派手な服装で主張する音楽というよりは

姿勢=アティチュードを表現する、マインド重視な音楽ですね。


金がなくても、派手な衣装がなくても、高価な楽器がなくてもセンスがあればロックができる!といった考え。


反商業的で煌びやかで派手なムーブメントとは逆をいく…

そんな彼らの服装を古着屋として表現するのはめちゃくちゃ大変でした。


例を挙げるとThe Pastelsのアノラックサウンドな服装って良いよね!

と言って簡単に伝わる物ではないですよね。

それの連続。


途中で路線変更するか迷った時もありましたが、相方の野内くんに怒られてやめました!笑

(殴られました…)


殴られたのは嘘です。

まあ、簡単に言うと、

最近ロックしてないね!

と言ったニュアンスの助言だったと思います。


人から言われると屈辱。



そんなこんなで、元の姿勢を見直して続けているとそういう音楽とか服装が好きな人も少しずつ増えてきて、おかげさまでここまで来れたと思います。


本当にありがとうございます!


さて本題です。

今回はセールなどは行いませんが、昨年以上に気合を入れた商品を用意しました!

スペシャルビンテージからグッドレギュラーまでかなりの点数を出します。

今回のブログでは音楽物のビンテージをピックアップ!

僕が尊敬してやまないBlurのグレアム・コクソンな物をいくつか紹介します!



まずはスクールジャケット!

最近1940年代前後の古いものがめっきり出なくなっていて、半ば諦めかけていましたがなんとか用意できました!

 



めちゃくちゃにグレアム・コクソン

初期の方はブルーのスクールジャケット

その後もイエローやグリーン系まで、僕が確認したところ3着は確実に所有してました。

合わせ方はTシャツにブルージーンズにスニーカー、それだけで十分。



お次はビンテージジャージ!



ブリットポップファッションの必需品!

UMBRO, Adidas, Puma


グレアムじゃなくてOasisっぽいな

と思った方、分かります。

しかしながらBlurのグレアムも意外と着てましたね!

デーモンの方が着てたかな?




Oasisのギャラガー兄弟はもう本当にあぶねえフットボールファン的な雰囲気ですが、グレアムが着ると育ちの良いアートスクールの青年、

という感じ。堪りません。

いわゆる”ナード”というやつです。


最後は靴!!

スペシャルなビンテージ英国靴です!


グレアム・コクソンといえばモッズ!

10代の頃はバチバチにそっちでした。

モッズといえば革靴。

グレアムも革靴は相当お好きなようで。



こちらは1970年代前後のTECNIC社製のダブルソールヴェルトショーンダービー。

ヴェルトショーンというのは製法のことです。

靴に詳しい方でしたら、まじか!!となると思います。最強に堅牢な作りです。

製法などの説明は割愛します。


テーラードジャケットにボーダーTシャツ、ブルージーンズにこの靴を履いて眼鏡。

これでグレアムスタイルの完成。


今回かなり幅広くアイテムが入っていますので、これ以外にもたくさん良い商品あります。

フレンチのビンテージなんかも見所ですね!


周年期間中は僕が毎日店頭にいますので

音楽的なファッションをしてみたい!という方がいれば分かる範囲内でお手伝いできますので、お気軽にご質問ください!


3年目もどうぞよろしくお願いします!