2021/03/26 15:06
こんにちは
Clover Over Doverからブログをお届けします。
今回はブリットポップファッションです。
ウチの1番人気!と言えるカテゴリーと思います。
今回はBlurのデーモン・アルバーンについて。
僕はギタリストのグレアム・コクソン狂なので、意外とデーモンの方を疎かにしてました。
①デーモン・アルバーンとは!?
②具体的なファッションアイテム
③まとめ
この流れで
①デーモン・アルバーンとは!?
90年代イギリスのブリットポップシーンを牽引したバンド”Blur”のボーカリスト。
実際のところはあらゆる楽器をプレイできるマルチプレイヤーです。
あのムーブメントの中で1番イケメンだった。
間違いなく。現在は53歳。
いつの間にか前歯が…金歯。どうした。
とにかく、眉毛が繋がっているギャラガー兄弟とは大違いな端正なルックスでした。
“ポップ”であることに対しては自身も意識していたようですね。
ややおちゃらけたボーカルスタイル、彼のステージでの振る舞いや表情からも分かります。
自己プロデュース力が半端じゃない。
作詞、作曲はほぼデーモンが担当。
その断片やデモテープをスタジオで合わせてみんなで作るのがバンドのスタイルだそう。
デーモンは誰もが認める天才的なソングライターですが、ベースのアレックス曰く、糞みたいなデモもたくさん持ってきていたらしいです。
なので、僕たちが聴いている彼らの楽曲は氷山の一角かもしれませんね!
デーモンのソングライティングの凄いところって、いろんなジャンルの1番美味しいところを涼しい顔で取り入れてくるところだと思います。
Tenderのゴスペル的なあの雰囲気とか。
デーモン・アルバーン、ノエル・ギャラガー、トム・ヨークといった天才ソングライターが同年代にバチバチに活躍していたなんて、ヤバい時代です。
そんなデーモン・アルバーンですが、ファッションセンスも超一流。
イケメンでファッションもカッコいいという鬼に金棒野郎であります。
あんな奴が近くにいたら僕は劣等感にまみれて人間辞めたくなるだろう。
もっと詳しく知りたい方はGoogle、または僕まで。
②具体的なファッションアイテム
デーモン・アルバーンについてうっすら分かったところで、彼のファッションについて。
ぶっ飛んではいないけど、彼らしい感性が詰まった選び方です。
当店の在庫を見ながら進めていきましょう。
1. スポーツウェア
ブリットポップバンドらしくやはりスポーツウェアの着用率が高かったです!
さらに分かりやすい特徴はイタリア物を積極的に選んでいたこと。
FILA, セルジオタッキーニ、KAPPAなどが有名です。
もちろんOasis同様、Adidasも好んで着ていました。
イタリア物を取り入れるのはイタリアンスクーターを好んだモッズや、ストーンアイランドを好んだフットボールカジュアルズからの流れを感じるポイント。
当店の在庫からこのあたりはいかがでしょうか?
オールドのFILA, Adidasのジャージ。
サイズ感も大事です。大きすぎないのが彼っぽい。
そしてデーモンがやたらと好んだブルー、ネイビー系のカラーもポイントかと!
FILAはブラックボディにブルーのスリーブテープがまた良いですね。
Adidasの方は切り替えのパターンがデーモンのジャージにかなり違い雰囲気。
80年代と思われる万国旗タグ付き。
そしてハンガリー製。
普通に良いやつです。
2. ギンガムチェックシャツ
これもイメージありますね。
そしてまたブルー系選びがち。
FILAのシャツからBen Shermanのシャツまで、ブレないデーモンらしいセレクト。
あの爽やかな顔面にブルーは卑怯すぎる。
そして在庫で彼っぽいやつ、あります。
1980’s〜 Ben Sherman Shirt
英国の音楽やモッズ、スキンズカルチャーともにあるブランドですね。
ネオモッズの雄、ポール・ウェラーも御用達。
年代、柄、ブランドともに申し分ないアイテム。
サイズも大きすぎないくらいがマッチします。
さっきからブルー系が良いよ!という具合で進めてますが、実はブラックも…アリ。
ばっちりBen Shermanのブラックを着てます。
似合っちゃうんですね。
こちらも在庫がございます!!
③まとめ
さて、いかがでしたでしょうか
このほかにもベージュのハリントンジャケットやチェックブルゾンなど、デーモンごっこできるアイテムはけっこうあるのですが、ブログではこんなもんで。
シンプルですが、紹介したアイテムがあればデーモン・アルバーンのスタイルは十分に再現できます。
合わせ方も簡単で、ウエストをしっかり合わせた色の抜けたLevi’s 501をピタッと履くだけ。
しかし!
サイズ感だけはしっかり意識したほうが良いです。
極端なオーバーサイズはおすすめしません。
Blurのファッション感覚ってモッズやスキンズ、カジュアルズからの流れが強いです。
それらのシーンでも基本的にジャストサイズでしたね。モッズコートは除きますが。
それを意識した上で、スッキリとしたサイズを選びましょう!
サイズをミスるとOasisみたいになります。
それはそれでカッコいいですけどね。
最後にもう一つ重要なのは、やり過ぎないこと。
モッズみたいにバチバチ感は出す必要はありませんし、スキンズみたいにブレイシーズ(サスペンダー)まで付けなくていいです。
その香りだけ摘んで、ラフに等身大に、自分らしく取り入れてください。
冒頭でも言いましたが、
デーモンのソングライティングの凄いところって、いろんなジャンルの1番美味しいところを涼しい顔で取り入れてくるところ
これはファッションにおいても同様の感覚を持っていたと思います。
古い物を肯定しながら、焼き回しにならないよう自分たちらしく着る、そんな感覚を持って頂けたらと思います。